朝ドラで長編アニメに登場する女の子のキャラクターがなかなか決まらないというくだりを観ていて、そっか、これはヒルダか、と気づいたものの、子どもの頃を含めて「太陽の王子 ホルスの大冒険」は観たことないんじゃないかなぁと。(東映動画作品のDVDは、子どもの頃に観たことある作品だけ持ってる)

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配信レンタルして観てみた。うん、はじめて観る。
そして、大人になった今観るから、すごい作品だなぁって思うけど、もし小学生の頃、他の東映動画の作品のように夏休みの午前中にテレビで放送してたとしたら、途中で観るのやめちゃってたかも。
(ちなみに、観たことないのにヒルダを知っていたのは、ソフビ化されたのをみてかわいいなと思っていたからです 笑)

この作品、Wikipediaをみると、アイヌの伝承をもとにした戯曲『チキサニの太陽』という作品をベースにしているらしい。でも、東映側が、やはりアイヌを題材にした『コタンの口笛』の興行成績から、アイヌを題材にしたものに難色を示し、結果、北欧で落ち着いたとか。

豊田市で奈良美智さんの個展があったとき、奈良さんの蔵書も展示されていて、その中に『コタンの口笛』があった。どんなお話か気になったので、よく覚えている。そうか、そうか、これはやはり読まねばならぬなぁ。

アイヌといえば、こないだその奈良さんが掲載されている雑誌を取り寄せたとき、一緒に北方民族ウイルタのお守り「セワ」もあることに気づき、うちにお迎えすることができました。

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セワにもいろいろあって、これは事故除け、病魔除けのセワなんだそうです。
いつかセワポロロのほうもお迎えしたいなー。

削ってくるくるしているところが、アイヌのイナウみたいだなって思ってたけど、ちょっと調べたら、東北にも削り花という、イナウに似たものがあった。おもしろいな。奈良さん、調べてないかなー(笑)