あいちトリエンナーレの『円頓寺デイリーライブ』に吉野さんがやってきました!
あまりの暑さに、17時スタートに間に合えばいいかーとギリギリまでうちにいて、円頓寺商店街についたのは16時50分頃。
…すでに吉野さんは歌っていた。。嗚呼…どうやら3曲聴き逃していたようです。まぁ、仕方ない。
円頓寺商店街は七夕まつり中。
17時はまだまだ陽が高いけれど、幸い、ライブ会場の駐車場はビルの影になっていて、風もいいかんじに吹いてる。
駐車場横のアーケードには七夕飾りの吹き流しがたくさん釣られていて、風に吹かれてサラサラ鳴ってた。
outside yoshinoのときは、最初の数曲だけ決めておいて、あとは、次はどうするかなーと、お手製の歌本をパラパラ。
昨日もちょうど私が着いたすぐあとに歌った「ファイトバック現代」のあとにパラパラ。
うーん、ヨシ、これだ、吉野さんの声と、歌本をめくる音、そして吹き流しが風に吹かれる音。なんて気持ちのよい空間なんだろう。
そしてはじまる「夜明けの歌」。
この歌本をパラパラしながら、急に「小さすぎて見えない!!」と(笑)
あはは!
自分で作ったのにと言いながらも「キャッ、キャッ、って言ったりしてね」
そ、そこまで…!(笑)
次の曲を選びながら、ビールのロング缶をひとくち。
「…もう、このロング缶がぬるくなってる。(もうひとつ置かれた350ml缶を持って)こっちのがまだ冷えてるけど、こっち(ロング缶)飲まないと次飲めねぇから」
いっそロング缶投げ捨てたい、と言いながらも
「ドイツでは冷やさずに飲むんだって。だから、ビールがぬるくなってくると『ドイツ人は冷やさない…』と思いながら飲むことにしてる。ドイツからきた飲み物だから」
と、ロング缶を飲む。
『ドイツ人は冷やさない』おまじないみたい(笑)
自分はふるさとを捨ててきた。東京が好き、都会が好きだから。でも、ふるさとは大切に思っていると、「故郷」。
そのあと、ふるさとと国家は違う。俺はふるさとには帰属するけど、国家には帰属しない、と話していました。
最近はみんなスマホみてる。電車に乗ってても、みんな下向いてる。
男子!最近の男子は告白もスマホでするのか?
そんなんじゃ伝わんねぇべ。…北海道弁になっちゃったけど。
メールのほうがいいこともあるよ、よく考えてから伝えられるから。でも、もっと他の方法あるんじゃないか。念力とか。ここ、お寺もあるし、念力通じるかもしれないよ。
と、「念力通信」へ。
夏の夕方に残る熱。そのぬるい熱が風に吹かれて吹き流しを揺らし、吹き流しはサラサラと音を立てる。商店街をゆく人たちの話し声、屋台から流れてくる串焼きの匂い。
そして、吉野さんの歌と、エレキギター。
この最高のシチュエーションでの「夏の日の午後」。
ダメだ、言葉ではとうてい言い表せられない。
この熱の下、外に飛び出し、足を運んだからこそ、体感できるもの。
最高すぎるライブでした。
セットリスト
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君の窓から
ソンゲントジユウ
ナニクソ節
(私は↓ここから)
ファイトバック現代
夜明けの歌
故郷
青すぎる空
念力通信
夏の日の午後
裸足で行かざるを得ない
en.街の底
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