怒髪天の「セイノワ」を聴くと、なぜだかブッチャーズが聴きたくなってくる。
あの疾走感のせいなのかな。



この「curve」のMVが好きで好きで、もう何度観たかしれない。
そしていつも同じシーンで、同じことを勝手に感情移入して、気持ちがぐらぐら揺すられる。

キミを残していかねばならないことはとても残念だけど、捕まったのがボクでよかった。

せっかくまた巡り会えたのに、すぐに別れてしまうくらいなら、海の中へ追いかけていきたい。

海の中で踊る二人。
やがて消えていく姿。

永遠なんて、ない。

いつか別れてしまう。
それでもまた巡り合う。

永遠でないことが、永遠に続く。

これは、私の理想のカタチなのかもしれないと思った。
「セイノワ」のように、生きて生き抜きたい。
でもいつか、必ず別れなければならない。
永遠なんてないことは、わかっている。
わかっているから、扉絵の回転する輪のように、永遠でないことが、永遠に続いてほしいのだ。

最後の二人がいつか別れてしまっても、それはバッドエンドではなくて、次へ続くハッピーエンドかもしれないって思う。

甘い、夢だな。
あの美しいメロディと、儚さを感じさせる歌声が、その夢を盛り上げる。
もう、私の中ではこの曲とこのMVは、切っても切れないものなのです。