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3年ぶりの誕生日ライブ。誕生日は晴れることが多いのですが、今年は曇天。
でも現金なもので、ちょっと雨降ってくれないかなー、そしたら『五月の雨』聴けるかもしれないのにな〜なんて思ってました。
以下、セットリスト等のネタバレあります、ご注意を〜。

いや、その前に。
大阪を経由して和歌山に向かったのですが、和歌山へ向かう特急電車の車内で、ブッチャーズ吉村さんが急逝したという公式発表が…。
前日の昼すぎから、静かにTwitter上に流れ出した吉村さんの写真、誰かとの思い出のツイート。前日の夜から胸騒ぎがして、言葉にしたらほんとうになってしまいそうで、その気持ちを払拭しようと着ていったブッチャーズのTシャツ。

公式発表をみて、車内だったけれどたまらず涙が出た。何度ぬぐっても、溢れ出てしかたなくて、指定席を取ってよかったと思った(乗った特急は全部指定席だと思い込んで買ってしまったのです)。
呆然としながら駅からホテルへ向かい、ホテルの部屋でひとしきり泣いてから、着替える予定だったけど、そのままブッチャーズのTシャツを着てライブに臨もう、と思った。
メンバーがなにか話すのか、それはわからないけど、きっとブッチャーズのTシャツを持って来ていたら、それを着てライブをやるんじゃないかと、勝手な解釈だけど、そう思ったから。
そして、ライブ中はどんなことがあっても泣かない。私よりも、もっともっと衝撃を受けているのはメンバーのほうだと思ったから。
偉そうにきこえるかもしれないけど、しっかりと、今日のライブを見届けようと思った。

まさか、またこんな重い気持ちで誕生日を迎えることになるとは思わなかった。ライブに臨むことになるとは思わなかった。ほんの数日前に、岐阜で4年前の思い出に楽しい思い出を追加することができたばかりだったのに。
でも、4年前とは違う。笑っていたけど笑っていたのか?なんて思わなかった。すっごく楽しかった。最高の30代ラストイヤーの幕開けだった。


兄ィは赤いシャツだったと思う。登場して、「泣いてっと、笑われるゾ!」と。その一言で、兄ィが今日どんなふうにライブに臨むのかわかった気がした。だから、やっぱり泣かないゾ!と思った。1曲1曲、いつも以上に丁寧に受け取ろうと思った。
MCでは、一切、吉村さんの話はでなかった。

前日に和歌山城に行った記事をブログにアップしていたシミさんに「昨日行ったんでしょ、城。俺ちゃんとブログみてるんだから」と話しかける兄ィ。シミさんがはっきり返事しないものだから、「観に行ってきたんでしょ、猫。じゃない、城」みたいなことを重ねて話しかける。「あ、『シロ』っていうの?あの猫(笑)」ととぼけるシミさん。
だーかーらー!みたいにちょっとじれたかんじの兄ィ、「移動中、ほんとうるさいんだよ、城、城って。(バクホンの)光舟と一緒に行けばいいじゃん」。シミさん、「光舟のほうがいっぱいいってるし、あいつのほうがくわしいからさー」。
兄ィは岡峰さんにオススメの城をきいたことがあるらしいんですが、「なんか石垣だけしかないようなとこの写メ送って来てさ。いろいろ説明してもらったけど、ぜんっぜんわかんない」。
…竹田城とかですかねー、もっとマニアックなとこなのかな(笑)。興味のもてなかった兄ィには、何城かすら覚えてもらえなかったようです…(笑)

友康さんも、ライブ当日の朝、和歌山城に行ってきたらしく(シミさんと一緒に行かなかったのは、朝のウォーキングで行ったからなのかなー・笑)、
友「屋上にもあがって〜」
増「それ天守閣だろ!」
友「見晴らしがよくて、三回転しました!」
増「それじゃ縦にぐるんぐるん回ったみたいだろ!」
みたいな会話が…屋上…やっぱり天然さん…(笑)
そんな友康さんはいつも以上にはっちゃけてみえました。とくに「ロックバンド・ア・ゴーゴー」のとき!

兄ィは「神様は小学生」に入るまえに、「神様なんてクソくらえだ!」みたいなことを言ってた。
「82.2」。この曲をはたしてやるのだろうか?と思ってた。でも、ここまでのライブやMCの流れから、あえてこの曲をセットリストからはずすことはないんだろうな、という思いになっていった。
翌日にも書いたけど、「82.2」のとき、兄ィは変な動きになってた。感情が乗りすぎてるときの。

私が怒髪天のライブに行きはじめた頃、ああいう歌のときは、感情が乗りすぎてよく変な動きになってたように思う。そういえば、最近あんなかんじにはなってなかったなぁと、ホテルに帰ってから思い返して、熱くなりすぎても伝わりにくい、と話していたとおり、少しずつ変わってきていたんだなぁと思った。
でも、この日は、ちょっとそれが過ぎたのかもしれない。
いつもなら私が熱くなりすぎて、涙が出てしまうこの曲も、この日はそんな兄ィの姿をしっかり焼き付けておこうと思っていたから、涙をグッとこらえた。言葉に出ない分、余計に伝わってくるものがある気がして、それをしっかりと受け取って、ちゃんと受け取ってるぞと、その姿をじっとみつめていた。

「泣いてっと、笑われるゾ!」や「神様なんてクソくらえだ!」、「生きていたらいろいろある」と兄ィは言ってたけど、それも悲しい報せを知っているからそう聴こえるだけで、いつも話していることとそう変わりはなく、ライブもきっちりと熱く、楽しかった。

ライブが終わって、ステージぎりぎりのところまで出てきたシミさんの目が、赤くて少しうるんでるようにみえたのは、私が気にしすぎたのかもしれない。
MCでの兄ィとのやりとりも話をふられてもあまりノッてこなくて、なんだかちょっとおとなしくかんじことも。

今年も印象深い誕生日になってしまった。
でもいつも以上に、しっかりと受け取って、しっかりと投げ返したと思う。
ライブはほんとうにほんとうに楽しかった!めいっぱい楽しんだ!
悲しいけど、それでもなお、いい誕生日だったと思う。
ねらいどおり、『五月の雨』聴けたしね!(笑)


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セットリスト
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01:威風怒道〜愛と栄光のテーマ〜
02:独立!俺キングダム
03:ホトトギス
04:男、走る!
05:神様は小学生
06:社会人ファイター
07:あたし、SUPER ツラい…
08:オトナノススメ
09:団地でDAN!RAN!
10:喰うために働いて 生きるために唄え!!
11:WAZAN
12:82.2
13:砂上の楼閣 part.2
14:ド真ん中節
15:ドリーム・バイキング・ロック
16:濁声交響曲
17:ロックバンド・ア・ゴーゴー
18:情熱のストレート
19:愛の出番だ!
EN-1:五月の雨
EN-2:歩きつづけるかぎり