あーあ、終わっちゃった…（笑）
開場1時間前くらいまでは全然いつもどおりだったのだけど、地下鉄の時間確認しているうちにだんだん緊張してきて、ホテルを出る頃には浮足立ってしまい、早め早めに動いて、ベッシーに着いても誰もおらず（笑）
そのまま地に足が着いてないかんじで、ト、トイレ行って落ち着こう…とうろうろ。あんなに緊張したの久しぶりだったなぁ…。怒髪天のライブが始まる前にはホッとしてたぐらい（笑）
さぁ、ライブスタート。
まさかまさか共演するなんて夢にも思わなかった、アルフォンヌから。
シミさんと一緒にGARAKUTA KOJOもやっているカゲさんが登場し、シミさんがステージ脇に…明らかに観に来たんじゃなくて、出る感じで立っている…！カゲさんギター、シミさんベース…！きょ、狂喜…！（はやい）
小磯さんとコルネリさんがささやくように歌いながら登場。…これ、新しい歌ですよ！わー！わー！（すでに気持ちMAX）。
シミさんは最初と最後の曲で登場。いつものライブのようなTシャツではなく、衣装の雰囲気を小磯さんやカゲさんに合わせてか黒いシャツに黒いジャケット。シミさんのシャツ姿…ごちそうさまです…（笑）
ただでさえアルフォンヌが観られて幸せなのに、これ、やっぱり幸せな夢なんじゃない？って思った（笑）
アルフォンヌ、3月の東京でのReguRegu上映会でみたときよりも、さらにさらにすごくなっててびっくりしちゃった。
東京のときは、スクリーンの前の少しのスペースだったから、むしろこの日のステージのほうが完全体だったんじゃないのかなと思いました。
譜面台の上に、紙芝居の枠のような、小さな劇場があって、その中で踊る小さな小さなフムペとカムペ、フレディくんかわいかった…。
「人造生物ホーンファミリー」のテーマは紙芝居風に。
新しい生卵と古い生卵飲み比べてみたり、火の玉のようなものをおいかけてみたり…見世物小屋のような怪しさとユーモア。観ていてわくわくする。
「パペトピアのうた」では、頭にツノ、股間に葉っぱをつけただけのボディを首からぶら下げるようにして、顔の下に新しいボディついた状態。
…頭にツノつける前、周りにツノが生えていって、後ろで「なんだ？なんだ？」みたいな表情でキョロキョロするシミさん。でも、シミさんにもツノが！そして笑顔ー！お客さんから「かわいいー！」と声が上がってた。うんうん。
今のアルフォンヌはReguReguの劇中歌をやっているのだけれど、わたし、ほんとにReguReguが大好きだぁ…と、あらためて思いました。そしてその歌を一緒になって歌うの、すごくすごく楽しいし、一緒になってさびしくなったり、かなしくなったり、たのしくなったりするの好き。
あのツノ、いいなぁ。私もほしい（笑）。だってさー、ツノがあったら博士やフレディくんたちの仲間だもんね。
（覚えてる限りのセトリ）イワンのおにく・ずっとさがしてるのうた・フムペとカムペのうた・人造生物ホーンファミリーの主題歌・パペトピアのうた
念願のシェッタガーリアは、はてしなくかっこよかった！ずっとうちで聴いていた曲をライブで聴いて、鳥肌が立ってしまった。
いろんな風景がふわっと浮かんでは消えていく。
新鮮なのに懐かしいような、不思議な感覚。兄ィが高校生の頃に聴いていた曲だから時代的に、懐かしいかんじがするってわけでもない気がする。当時も絶対に新鮮だったはずだもの。
アルフォンヌもそのときそのときで全然変わっていたと聞くけど、そのアルフォンヌも、怒髪天も、イースタンも、ブッチャーズも、DMBQもそれぞれがぶっちぎりにオリジナルだし、当時の札幌の音楽シーンというのはそういう感じだったんだなと思っている。
このあとのMCで、兄ィが自分たちが高校生の頃、シェッタとFLATBACKERは札幌の音楽シーンの2大巨頭だったと話していたけれど、その人たちが、強烈なオリジナリティの土壌を築いていったのだなぁ…と思いました。ワンマンでたっぷり観たい…。
あ、ギターのウチダサトシさんは昔、兄ィと一緒にバンドをやってたんだという話をしていたら、楽屋から兄ィ出てきて見てた。余計なことは言わないでってことかな、でも先輩ですしね（笑）
（シェッタガーリア セトリ）
SLANG。よく考えたら、ギターが変わってから初めて観たかも。キヨさんのギター好きだったので寂しい…と思っていたけれど、今のSLANGもやっぱりかっこよかったです。
KOさんご機嫌だったのかなー、なんかすごくしゃべってた（笑）
アルフォンヌ、SLANG、怒髪天は、かつてアルフォンヌ/ReguReguの小磯さんが企画していた「Psychic Imaginathion」というライブイベントに出演していて、KOさんがそのイベント来たことある人ってきいたら、私の隣にいた方たちが手を挙げてました。おお、大先輩…！
あれ？たしか、KOさんからうちらジジババ扱いされてたような…（笑）。でも私、KOさんより年下ですから！（笑）
楽屋では「歯を大切にしろ」って話題が出るようになったって言ってました（笑）
ここまできてかなりの満足度。「あ、そうだ、まだこれから怒髪天のライブあったんだった…」ってくらいの濃厚さ（笑）
ホストがメイン料理とするならば、メイン料理のことを忘れるぐらいにトンデモない料理が続出してた（笑）
いやぁ、兄ィもめちゃくちゃ楽しそう、うれしそうでした。
小磯さんは音楽はもちろんのこと、映画や文学、いろんなことに詳しくて、いつも小磯さんちに集まって、そういうものを観たり聴いたりしながら、ごはん食べたりしてたと。シミさん、隣でうんうん頷いてる。
シェッタは「高校生の頃すごい聴いてた！いや、今もすごい聴いてる」。大好きなんだなぁ…って伝わってくるような熱量で話してた。
友康さんは、シェッタを初めて聴いたのは吉村さんからテープをもらったのがきっかけだったと思うと話してました。さすがの情報量だ、吉村さん。
兄ィの弟、DMBQの真二さんは昔シェッタでローディーをしていたことがあり、そして「さっきここで（シールドを）さばいてた人いるでしょ？あの人、ウエスの常務だから！あの人もシェッタのローディーだったんだよ」いろいろ貴重すぎる話がたくさん…！
ワンマン観たい、企画して！って、私もみたいですー！
あ、そうそう、シェッタと一緒に名前の上がってたFLATBACKERは、開演前のBGMで「ハードブロウ」がかかってました（名古屋も札幌も両日かかっていたので、たぶん東京、大阪でも）。
そういえば、友康さんがウチダサトシさんからギター借りたままだとかって話になって、楽屋から出てきてライブを観てたウチダさんに、あれはあげたんだよって言われてた（笑）
昔はそういうギターの貸し借りしょっちゅうだったよね、みたいな話をしていたような…（うろ覚えですみません…）。兄ィのとこにピロウズのピーさんギターあったり、吉村さんに貸した友康さんのギター破壊されたりって（笑）
MC中、吉村さんの名前がちょこちょこでていて、たしかに札幌時代の話題には欠かせない人物のひとりではあるんだけど、今も吉村さんいたらブッチャーズも呼んでたかな？ってちょっと考えてた。呼ばれなかったら、「なんで呼ばないのよ」って言いそう（笑）うふふ。
KOさんが話していた歯の話題は、やはり兄ィが話していたようで、歯は治療代がバカにならないって（笑）
兄ィ、インプラントして、銀歯もなくなっていきましたからねー（笑）
セトリは名古屋とほぼ同じ、「星に願いを」が「流れる雲のように」に変わっていただけ。でも、札幌で聴く「泪ヶ丘に立つ男」、そしてベッシーホールで聴く「流れる雲のように」は格別でした…。
髪型も服装もすっかり違うし、歌声だって年を重ねた分（当時の音源と比べても）変わっているけれど、それでもきっと当時もこんなふうに歌っていたんだろうなって思ったりもしました。
サスパズレのとき、「小磯くん、またPsychic Imaginathion企画してギター！」じゃなかったかな（笑）
昔のミニコミ誌やらを発掘して得たわずかな情報ですが、この企画は一度だけじゃなくて、毎年恒例みたいなかんじで何度か開催されていたようです。
みんなみんな、ここでやっていたんだなぁ…。
MCでも貴重な話が聴けて、ね…もう、言葉がでないのです…。
終わったらボーッとしちゃって。うっかり怒髪天のセトリ表を撮り忘れたくらい（笑）
ライブ後、ReguReguのカヨさんと少しお話できてうれしかったー。
シミさんがどうしても一緒にやりたいって言って、一緒にやることになったそうです。合わせるのは当日しかなかったようだけど、今回のライブ告知の怒スポのコメントや、ライブ中の表情を思い出したら、なんかグッときちゃった（笑）
ライブ後のブログもシミさんで、載せていた写真にもシミさんの思いが溢れているようで、泣きそうになったし（笑）
ReguReguのTシャツ着ていたら、東京の上映会行ったんですか！って話しかけてもらったり、シェッタの物販待っていたらCDが飛ぶように売れているのを目撃したり、うれしかったなぁ…自分が好きなものをいいなって思ってくれる人がたくさんいると知ったらやっぱりうれしい。
ほんとうに観ることができてよかった！
私の夢をはるかに超えたこの現実に、生きててよかったーと思うし、夢が叶うときって、想像の斜め上どころか、はるか彼方にポーン！と一気に飛ぶような叶い方するよね、って（笑）
まだまだどんな夢が叶うかわからないなー、ワクワクするなー（笑）あはは！
そんな意味でも、素晴らしい夜をもらったと思う。ああ、ああ、ほんとうに幸せ！！
（怒髪天 セトリ）
裸武士・HONKAI・セイノワ・泪ヶ丘に立つ男・流れる雲のように・ひともしごろ・新曲！・オトナノススメ・サスパズレ
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